すべては、 この部屋で生まれます
シルバースミス・レーンの飾り気のない扉の奥には、いくつかの作業台、圧延機、小さな窯、そして北向きの窓があります。それがメゾン・コルヴェルのすべてであり、あなたの作品がつくられる場所です。
ひとつの部屋、いくつかの作業台、 そして近道はしない
私たちが昔ながらの方法で仕事をするのは、それが最良の結果を生むからです。地金はここで鋳造または鍛造し、作業台で切り出し、やすりをかけ、ろう付けします。既製の石座に石を押し込むのではなく、一つひとつの石に合わせて石座を削り出し、すべての爪を拡大鏡の下で成形して仕上げます。
北からの光は、思っている以上に大切です。一日を通して安定した涼やかな光なので、ピアスのペアを揃えたり、指輪にふさわしい石を選んだりするときに、色を正直に見極めることができます。
磨きは手作業で段階を追って行い、ルーペで探しても傷ひとつ見つからなくなるまで続けます。すべてのリングの内側には小さな工房の刻印を入れ、いつでもこの作業台までたどれるようにしています。
つくる数がごくわずかだからこそ、あなたと一緒に指輪を描いた職人が、そのまま製作も手がけます。どの段階でも、作業台の上の作品をご覧いただけます。
私たちが大切にする、 三つのこと
-
i.
この工房でつくる
すべての作品は、自社の工房でデザインし、モデルをつくり、仕上げています。エンジンターンや特殊な彫刻など、外部の専門職人の手が必要な工程がある場合は、始める前にお伝えします。
-
ii.
素材は慎重に仕入れる
仕入れ先は、よく知る少数の業者に限っています。それぞれに、石がどこでカットされ、たどれる範囲でどこから来たのかを尋ねます。はっきりとした答えが得られない場合、その石は仕入れません。
-
iii.
長く受け継がれるように
私たちがつくった作品は、身につけていただく限り、サイズ直し、再研磨、すり減った爪の補修、石留めの点検を承ります。ジュエリーは流行よりも長く生きるべきもの。私たちのアフターケアも同じです。
わかっていること、 わからないこと
入手できる限り、リサイクルのゴールドとプラチナを優先して使っています。お持ちいただいた古いジュエリーを使った製作も喜んで承ります。もう身につけなくなった指輪が、新しい指輪の地金に生まれ変わるのです。
石については質問を重ね、その答えを記録しています。石をお選びいただく際には、どこでカットされ、どこから来たのかについてわかっていることをお伝えし、記録がどこで途切れるのかも正直にお話しします。
小さなアトリエが、すべての石を採掘地から作業台まで完全にたどることはできません。私たちがお約束できるのは、尋ねること、答えてくれる仕入れ先を選ぶこと、ありのままをお伝えすること、そしてご希望の方にはラボグロウンの石やリサイクル地金をご用意することです。
受け継がれてきた石こそ、最も責任ある選択です。おばあさまのダイヤモンドを新しい指輪に留め直すご依頼はよくあり、いつも心を込めてお受けしています。